2021-12-28
自分が本当に欲しいものを知る方法](https://psyche.co/guides/how-to-know-what-you-really-want-and-be-free-from-mimetic-desire?utm_source=pocket_discover)という面白いブログ(?)を読みました。著者は、模倣的欲求という考え方を持ち出しています。つまり、私たちが本当に望んでいることのほとんどは、周りの人の模倣に基づいている、ということです。その人たちは異なる関係性や社会的距離を持っているので、私たちに与える影響は異なるかもしれませんが、その影響力は変わりません。つまり、欲望とは社会的なものなのです。
このことは、過去2年間の私の感情的な荷物の取り扱いの結果として、とても心に響きました。この感情的な手荷物を扱うシステムを始める前に望んでいたことの多くが、今では自分にとって魅力的でなくなっていることに気づきました。これは本当に良い意味です。解放されたような気がします。物事をより客観的に見ることができるようになったのです。
他の記事を見ずに偶然このブログにたどり着いた方のために説明すると、私の感情的な手荷物の処理システムは、呼吸と回想に基づいています。基本的には、記憶を呼び起こしながら、非常にゆっくりとした呼吸(吸うときは頭を右から左に、吐くときは左から右に振る)をすることです。科学的には、ゆっくりとした呼吸をすることで、様々な感情が混じった記憶を、ゆっくりとした深い呼吸によって作られる新しい身体の化学反応に再調整することができるのだと思います。いずれにせよ、このテクニックはゆっくりではありますが、深い効果があるようです。
ブログの中で、著者は「欲望の媒介者」という考え方を紹介し、自分の欲望とそれがどこから来るのかを洞察するための手段として、それらを特定することを紹介しています。私の感情的な手荷物の処理システムでは、彼のアイデアを使って、影響者と自分の間に「スペース」を与えることで、欲望をより客観的に見ることができ、その欲望を本当に「保持」したいのかどうか、より良い判断を下すことができます。そうすれば、自分の欲望を本当に所有することができるようになると思うのです。著者が言うように、外から欲望や影響を受けるのも良いが、その欲望を自分のものにすることは、より実り多いことである。