2023-04-16
最近、擬態願望について調べていました。数年前に見たことがあったので、復習していました。それは、私たちが他の人が欲するものを欲するという考え方です。私たちは、他の人たちから、その人たちを見たり、真似たりすることによって、欲望を得るのです。そして、私たちの欲望のほとんどは、物に対するものであるようです。
最初に読んだとき、これに動揺しました。他人の真似をするなと思ったからです。これは西洋社会の奥底にあるようで、他人の真似をしたくないという思いがあるようです。だから、長い間、他人の真似をしないようにしたり、それを回避する方法を考えることに時間を費やしていたんです。
その点では、瞑想が役立っていると思います。執着心が少しずつ無くなってきているんです。つまり、他人の真似をしたいという欲求があまりないのです。でも、白か黒かではなく、グレースケールなんです。欲望はなくなってきていますが、完全になくなったわけではありません。
最近は、あまり物を欲しがらないようになりました。というか、服や食べ物に関しては、何でもいいんです。一方、私の野望のひとつに「ものづくり」があります。特にソフトウェアでモノを作るのが好きなんです。ある意味、物理的な物体ではないので、場所も取らないし、自分で作るのでお金もかからない。でも、同時に所有物でもあるので、欲望はあるんです。つまり、具体的なものから抽象的なものへと欲望を変えてしまったんです。これは、天然資源を大量に消費しているわけではないので、ある面ではとても良いことだと思います。
例えば、私のソフトウェアは非常に効率的なので、多くの電力を消費せず、多くの炭素を発生させません。(また、私のサイトへのトラフィックはそれほど多くないので、電気を使うこともありません。一方で、それはまだ渇望であり、所有したいという欲求や、自分の成果を他人に見せたいという欲求を掃除しているのですが、それは私のエゴを満たすだけです。だから、私は執着を捨てる道をさらに進む必要があるのだと思います。