2023-07-02
時々、私は呼吸と感情の荷物の整理をする。予期せぬ出来事がある。例えば、私にとってとても特別で、本質的に私のものでありながら、すっかり忘れていた記憶が蘇ってくることがある。通常、こうした記憶は私を良い気分にさせる。その一方で、そうでないこともある。
先日、私はスイープ・ブレスをしていて、ある感情、気分、感覚に入った。それは私の人生の中のある人物に関連していた。私は突然、その人が私にとって深い表現を持っていることを発見した。彼は高校時代の友人だった。彼は私より人気があると思っていたグループの一員だった。彼とは一緒に過ごす機会があり、何度もクライミングを経験した。この掃き清めるような呼吸の活動の中で、私は初めて、彼が私にとって高校時代の人気者の代表だったことに気づいた。
彼は、私が自分を批判していると思っていた人たちの代表だった。彼は、私が一緒にいたいと思いながら、何らかの理由で一緒にいられないと思っていた人たちの代表だった。だから、彼は私の人生にとって大切な人だった。
このような事実に私はショックを受けた。自分がそのような付き合いをしていたとは。しかし、それはまた、埋もれて忘れていた感情を呼び覚ました。あの気分が蘇ってきたのだ。
感情を一掃する呼吸の瞑想を通して、私はその気分の多くを一掃することができた。でもね、それは体内から毒を出すようなものなんだ。毒を体外に排出することはとても重要で、体内を以前よりも清潔で健康な状態に保つことができる。逆に、毒が体内を動き回る(出ていく途中)だけで、その後しばらく気分が悪くなる。私が感じたのはまさにそれだった。少し吐き気がしたり、とても疲れたり、そんな気分が少し戻ったような気がした。一時的なもので、そのような気分の原因が基本的に取り除かれたからだ(呼吸のマジック)。そうとは言い切れない。私が言えるのは、その源の一部が取り除かれたということだけだ。私はいくつかの感情を取り除いた。でも、もっとあるかもしれない。
それは、このバゲージクリアリングプロセスの面白いところだ。そしてその中には、ネガティブな状況に戻る強力なパックが含まれており、それを一掃しなければならない。それを私は「感情の甌穴(おうけつ)」と呼んでいる。それはまるで、人生という道での思いがけない衝撃のようなものだ。